ペットを飼う場合に利用されるペット可賃貸物件ですが、退去時の費用が高くなることが一般的です。
しかし、退去費用の相場や費用を抑える方法についてご存じでない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、ペット可賃貸物件の退去費用の相場や対策についてくわしく解説しますので、ペットを買いたいと思っている方はぜひ参考にしてください。
ペット可賃貸物件の退去費用はいくら？相場や高い費用を抑える対策とは？
ペット可賃貸物件の退去費用は一般的な物件と比べて高くなりますが、主な理由は「引っかき傷やおしっこなどの汚れ、壁などに染み付いたにおい」の修繕が必要だからです。
一般的に壁や床の傷、汚れやにおいなどは入居者の過失と捉えられるため、修繕費用は入居者が負担することとなります。
床の汚れや浅い傷は修繕しやすいかもしれませんが、壁のにおいや深い傷は一部分の修繕が困難なため、全面的な修繕が必要になります。
そのため、敷金として前もって預けることが多いですが、修繕箇所によって費用が異なるため、それぞれの相場を確認しておきましょう。
ペット可賃貸物件の退去費用の相場
修繕箇所や範囲によって費用が異なるため全体的な退去費用の相場は10万円〜20万円と幅があり、敷金として家賃の2〜3か月分を預けるところが多いです。
とくにフローリングは部分的な修繕が難しく全面的な貼り替えが必要となるため、修繕箇所によって10万円〜17万円の費用がかかります。
また、壁の修繕には全体的な貼り替えは4万円程度で済みますが、部屋ににおいがついていることが多いためハウスクリーニングとあわせておこなわれる脱臭に2万円〜12万円かかります。
敷金として退去費用を預けない場合、退去時に別途徴収されることがあるため、相場を把握しておくとともに、前もって対策をして退去費用を抑えましょう。
ペット可賃貸物件の退去費用を抑えるための対策
フローリングや壁の修繕には多額の費用がかかってしまうため、とくに意識して対策することが望ましいと言えます。
フローリングは傷がつきやすく、ペットの糞尿の染み込み問題もあるため、マットやカーペットを敷くのがおすすめです。
傷や染み込みを防ぐのに役立ちますが、放っておくとにおいを充満させることにもつながるため、定期的に取り替えて使用するのが良いでしょう。
また、フローリングや壁の引っかき傷を防ぐために、定期的な爪切りも推奨されます。
とくに猫を飼う場合は引っかき傷を防ぐのは容易ではないため、爪切りだけでなく爪とぎボードなどのアイテムを準備すると傷を最小限に抑えられるでしょう。
まとめ
ペット可賃貸物件は退去時に修繕が必要になるため、家賃の2か月〜3か月分の退去費用を敷金として預けることが多いです。
一般的な賃貸物件の敷金と比べて高くなるため、退去費用を抑えるためにマットや爪切りなどの対策が必須でしょう。
トラスト・レジデンス神保町本店では、神保町・小川町の賃貸物件を豊富に取り揃えております。
気になる物件がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
