一人暮らしで住んでいるお部屋で、同棲したい、結婚して2人で住みたい、という状況になることがあります。
このような場合、勝手に住み始めても良いのでしょうか?
実は、大家などに連絡なしに自己判断で同居を始めるのは、もっとも避けるべき行動なのです。
今回は、賃貸物件の入居人数が増える際に注意することを、パターン別に解説します。
賃貸物件の入居人数が増えるパターン①同棲や結婚
1人で住んでいた賃貸物件に、同棲や結婚を理由に2人で住みたい!となった場合、まず管理会社や大家に連絡が必要です。
入居者は入居人数に変更がある場合に管理会社や大家に報告する義務があり、オーナー側も防犯上の理由から、どの部屋に誰が住んでいるかを把握しておかなければならないからです。
しかし、単身者限定の賃貸物件の場合は大家さんや管理会社によって対応が異なりますが、原則として2人以上の入居は認められません。
防音などの設備が複数の入居を想定したものになっていないことや、他の入居者へ迷惑がかかるから、などの理由があるためです。
ただ、稀ですが許可がおりる場合もあります。
もっともしてはいけないのは、無断で同棲や結婚生活をスタートさせてしまうこと。
最悪の場合、強制退去になることもあります。
単身者限定の物件かどうかは、賃貸借契約書や重要事項説明書に書いてありますので、まず確認しておきましょう。
賃貸物件の入居人数が増えるパターン②出産
それでは、出産で入居人数が増えた場合はどうでしょうか?
ファミリータイプの物件に住んでいる場合には、報告なども必要ない場合があります。
出産で人数が増える場合の対応は契約書に書いてありますので、該当の箇所を確認してみましょう。
ごく稀に、子どもは入居不可の賃貸物件もあるためです。
報告などが必要ないがそれでも心配であれば、管理会社や大家に直接確認すれば確実です。
賃貸物件で入居人数が増える際の手続き
2人入居可の物件やファミリータイプの物件の場合、オーナー側に入居人数が増えることを連絡した後、以下のような書類や情報をオーナー側に提出して手続きを進めます。
●新しく同居する人の身分証明証や現住所の住民票
●氏名・年齢・契約者との続柄などの情報
これらの情報が賃貸借契約書の同居人欄に加えられ、その後オーナー側からの許可がおりれば同居を開始できます。
オーナーごとに手続き方法の詳細は異なりますので、指示を仰ぎましょう。
まとめ
今回は賃貸物件で入居人数が増える際の手続きや注意点について、同棲や結婚と、出産のパターンに分けて解説しました。
入居人数が増えるときには、自己判断で同居を開始することのないよう気を付けてくださいね。
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