賃貸物件への引っ越しが終わり、新しい生活を始めるにあたって、近所へ引っ越しの挨拶をするかどうか、迷う方もいらっしゃるかもしれません。
ひとむかし前の日本には、「向こう三軒両隣に引っ越しそばを配る」といった習慣がありましたが、現代の挨拶の様子は若干変わってきているようです。
そこで引っ越しの挨拶について、マナーや注意点を解説します。
賃貸物件への引っ越し時に挨拶はどうする?今時のマナーとは
現代社会においても、引っ越し時に挨拶をすることにはメリットがあります。
賃貸物件で暮らす際に時折ストレスになるのは騒音や生活音ですが、隣人の人となりや生活スタイルがわかっていれば、過度に気にせず過ごせるでしょう。
しかし、ただ挨拶をしておけば良いものではなく、引っ越しの挨拶にはいくつかのマナーがあります。
マナーとして覚えておきたいのは、まず挨拶の際に持参するものとしてどんなものを用意するのが良いのかということです。
昔は引っ越しそばを配るのが一般的でしたが、現代においては洗濯用洗剤や台所用洗剤などの生活消耗品、またタオルなどの日用品が好まれます。
見ず知らずの人に食品をもらうことに抵抗を感じる人が多いためです。
また、挨拶に行く時間帯も気を付けなければなりません。
もちろん在宅時に挨拶できればもっとも良いのですが、だからといって夜分に訪ねるのはあまり推奨できません。
訪問する時間は、午前10時から午後5時までのあいだが良いと言われています。
また、近所のどの範囲まで挨拶すれば良いのか迷う方も多いかもしれません。
賃貸物件であれば、両隣と上下階への挨拶がおすすめです。
隣や下の階だけでなく、生活音は意外と上の階に響くこともあるので、上の階までしっかり挨拶をしておけば安心です。
賃貸物件への引っ越し時におこなう挨拶の注意点
引っ越しの挨拶をするうえで、注意点がいくつかあります。
まずそもそも挨拶をするかどうかについては、女性の一人暮らしであれば防犯上の問題からしないほうが良い場合もあります。
また男性であれば、挨拶する相手が女性の一人暮らしである場合も、意図せず不安を抱かせる可能性があるため、配慮として挨拶をしないほうが得策と言えるかもしれません。
もし、挨拶をすることにしたなら、相手に負担をかけないように手短に済ませましょう。
在宅時に訪ねても、警戒心からドアを開けない住人もいます。
その場合、無理に何度も訪ねることは避けましょう。
地域にもよりますが場合によっては、挨拶状をポストに入れて済ませたり、後日機会があれば直接渡したりと、お互いに無理のない対応を心がけましょう。
まとめ
引っ越しの挨拶は、マナーや注意点を踏まえておこなえば、メリットが多いと言えます。
とくに災害時や困ったときにお互いを知っていれば、不安やストレスを軽減させられ、情報交換にも役立つでしょう。
挨拶するべきか迷う場合は、管理会社や大家さんに相談するのも良いかもしれません。
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