賃貸物件を探すとき「バストイレ別」必須という人は多いと思います。
実際に、トイレとお風呂が同じスペースにある3点ユニットの人気は低い状況です。
しかし、3点ユニットにもメリットがあります。
そこで、今回は3点ユニットを選ぶことで得られるメリットを紹介します。
3点ユニットはバストイレ別より家賃が安いところが狙い目
賃貸物件サイトをチェックしてみるとすぐにわかりますが、3点ユニットをバストイレ別の物件と比較すると、3点ユニットの方が家賃が安い傾向にあります。
これは、3点ユニットは人気がないため、家賃を下げてでも入居してもらいたいと思う大家さんが多いからです。
この家賃のやすさが、3点ユニットを選ぶ大きなメリットです。
また、お風呂とトイレが隣にあるので、掃除の際には便器を直接シャワーで洗い流すことができ、掃除が楽になるのも思わぬメリットと言えるでしょう。
3点ユニットは、トイレとお風呂が一緒で不衛生な印象を持つ人が多く、体の洗い場がないことで人気が低い状況です。
しかし、シャワーが基本の人は、洗い場がなくても浴槽内で体が洗うことができます。
入浴中にトイレが見えるのが不快、と感じる人もいるようですが、カーテンで仕切れる物件などもあるので、間取り図や写真を確認してみてください。
3点ユニットはバストイレ別物件よりヒートショックのリスクが低い
3点ユニットは、ヒートショックのリスクが低いというメリットがあることを知っていましたか?
ヒートショックは、年間17,000人が死亡している恐ろしい健康被害です。
多くのケースが風呂場で起こり、入浴時の急激な血圧低下で失神、溺れてしまったり、外気温の低い時期は、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こしたりすることがあります。
ヒートショックの原因は、室内の温度差です。
風呂場でヒートショックが起こるタイミングは、入浴で温まった状態から、
ほとんど外気温と同じくらい室温が下がってしまっている脱衣所や廊下に移動したときです。
また、寒いトイレ内で、ヒートショックで死亡するケースも。
ユニットバスは断熱性が高いため、トイレがさほど冷えにくいという特徴があります。
3点ユニットで着替えもおこなえば、急激な温度差を避けることができ、ヒートショックのリスクを減らすことができるでしょう。
まとめ
お部屋探しのとき、バストイレ別にこだわらなければさまざまなメリットが得られます。
ライフスタイルによっては、バストイレ別と変わらず快適に過ごせる可能性も期待できます。
「3点ユニットはよくない」という思い込みを捨て、選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
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