この春、新たな新生活を迎える方が多いかと思われます。
新しい住まいで生活を始めるにあたって欠かせないインフラの一つが、インターネットです。
そのため賃貸物件を探す際には、インターネット環境の有無とともに、回線の種類を把握することが大事です。
今回は、インターネット回線の種類と注意点について説明します。
賃貸物件で使えるインターネット回線にはさまざまな種類がある
インターネット回線の種類は、大きくわけて「光ファイバー」「LAN配線」「VDSL方式」「ケーブルテレビ」の4種類があります。
まず、光ファイバーは光信号を使用した回線です。
光ファイバーは高速で他の影響を受けにくいことから、安定した通信を提供することが可能です。
とても質の高い通信ができる分、通信費は他の回線に比べ割高で、別途工事が必要な場合には、余計な時間もかかってしまいます。
また、古い物件では構造上、光ファイバー回線を利用できないケースもあるので注意しましょう。
続いて、
LANケーブルを差し込むだけで使えるLAN配線方式回線です。
回線会社やプロバイダーの契約が不要となるケースが多く、設置が容易で費用も安価であることから、かつては多くの賃貸物件に導入されていました。
しかしLAN配線方式は、先ほど述べた光ファイバーに比べ通信速度が遅いため、徐々にこの方法を採用している物件は少なくなっています。
VDSL方式は、集合住宅までの通信は光ファイバーによる通信、集合住宅から自身の部屋までは電話回線とする方式です。
この方式であれば、古い物件でもインターネットに接続することができます。
しかし、光ファイバーの通信は速いですが、電話回線になると急激に速度が落ちるので、光ファイバー単体の回線に比べて通信速度が遅くなる可能性があります。
また、光配信サービスを全て利用できない場合があるので、事前に利用できるサービス内容を確認しておきましょう。
続いて、賃貸物件のケーブルテレビを利用したインターネット回線です。
ケーブルテレビを視聴できる賃貸物件であれば、ケーブルテレビ会社に連絡するだけで簡単にインターネットに接続することができます。
しかし無料プランの場合は通信速度が遅く、テレビ視聴とセット契約でないと通信費が割高になるケースがあります。
インターネット対応の賃貸物件でも状態をチェックすること
賃貸情報ではよく「インターネット対応」と記載されていますが、どこまで接続環境が整っている状態なのか、回線の種類とともに確認が必要です。
インターネット回線が共同部分まで引き込まれているだけで、各部屋の設置工事や契約は個人でしなければならない場合もあります。
個人で契約が必要なのか、すぐ使用できるのか、別途費用がかからないかなど、しっかりとチェックするようにしましょう。
まとめ
みなさんの生活において欠かせないインターネットですが、入居直後すぐにインターネットを使用したい場合は、あらかじめ賃貸物件の環境をチェックすることが大事です。
また、それぞれの回線によって工事や契約の有無・通信速度が異なるので、回線の種類をよく理解した上で賃貸物件を決めるようにしましょう。
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