最近は防犯意識の高まりもあり、防犯カメラを気軽に購入することができるようになりました。
ドライブレコーダーを防犯カメラのように利用して、事件や事故を目撃する機会も増えています。
そんな折、自分の車がいたずらされるのを抑止するため、駐車場に防犯カメラを設置したいと考える方も多いのでないでしょうか。
駐車場の防犯カメラは個人で取り付けできる？
駐車場の自分の車に向けて防犯カメラを設置するだけの場合は、法律を守って許可を取れば、設置することが可能です。
バルコニー側の屋内に駐車場があれば、無線LANを用いたカメラを5,000円程度で購入することができますし、屋外駐車場であっても1万円程の価格帯から本格的なカメラを導入することができます。
セキュリティ会社で購入できる製品であっても、20万円程度の予算で録画からライト威嚇・お知らせ機能まで、さまざまなサポートがついた防犯カメラを設置することが可能ですよ。
駐車場に防犯カメラを設置する時は誰に許可を取るの？
個人で駐車場に防犯カメラを設置するときには、まず管理会社に相談するようにしましょう。
そこから大家さんに話を通してもらい、大家さんの許可がとれたら同じ建物に住む住人の許可をもらわなくてはなりません。
住人の中には個人情報やプライバシーを気にする方もいるでしょうし、一部分であってもカメラに自宅が映ることを嫌がる方もいます。
あらかじめ防犯カメラの設置目的や、映像の用途を防犯に限ること、防犯カメラの設置アングルについて充分に説明をした上で許可をもらいましょう。
あとからトラブルにならないように、くれぐれも無断で防犯カメラを設置しないよう注意してください。
駐車場に防犯カメラを設置した時のプライバシー問題
過去に防犯カメラについての裁判が行われたことがあります。
防犯カメラが他の住戸の玄関付近を映しており、住民の外出や帰宅といった日常生活上の行為が把握できてしまう場合には、カメラの撤去が裁判で認められました。
個人で防犯カメラを設置する場合は、ほかの住民のプライバシーを侵害しないように、撮影範囲の限定や映像管理に注意するようにしましょう。
まとめ
最近では録画技術の向上もあり、個人で気軽に購入できる防犯カメラが増えてきました。
しかし、賃貸の駐車場に個人で防犯カメラを設置する際には、管理会社や大家さん、そして同じ建物の住人の方々に必ず許可を取るようにしてください。
ほかの住人のプライバシーを侵害しないように、防犯カメラを設置するアングルに気をつけ、自分の車のみを撮影するように注意しましょう。
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