賃貸物件に住んでいて、悪気はなく壁に穴を開けてしまったことはありませんか？
子どもが目を離した隙に壁紙に傷をつけてしまったり、空間を有効に使おうと棚を取り付けたりなど、退去の際には補修費用が発生する場合があります。
今回は、そんな賃貸物件に開けてしまった壁の穴の補修についてご紹介します。
賃貸の壁の穴① クロスの補修費用
国土交通省が発表しているガイドラインでは、壁紙の償却期間であれば画鋲などの小さな穴で数か所程度の場合、現状回復費用を借主が負担することはない、と明記されています。
しかし、賃貸契約書に「画鋲の使用禁止」と盛り込まれている場合は、補修費用を請求される可能性が高いため、まずは入居時の賃貸契約書をよく確認しましょう。
放置してしまうと退去時に高額な補修費用の請求をされる場合があるので、きちんと大家さんか不動産に連絡をし、壁の穴の補修を行ってくださいね。
賃貸の壁の穴② 補修費用を保険で賄うことはできる？
うっかりできてしまった穴を補修するには、業者に頼む方法と自分で修理する方法があるのですが、実は保険で賄うことができる場合があります。
家財保険には様々な付帯があるので、まずはしっかりと保険内容を確認しましょう。
保険には期間が空きすぎると適用しない場合があるので、できるだけ早く対処を行なう必要があります。
賃貸物件の部屋に穴を開けてしまった場合、穴の大きさによって補修費用が異なります。
また小さな穴の場合は、面積が少ない一部だけの補修となるので「部分修理」で賄う事ができます。
逆に大きな穴になると「全面修理」となり、大部分のクロスを張り替えとなるため費用が多くかかってしまう傾向があります。
賃貸の壁の穴③ 自分でできる補修方法
賃貸物件の部屋のクロスに穴を開けてしまい、その穴が小さな穴であった場合は、ホームセンターなどに売っているファイバーテープなどで補修を行うことができます。
材料費は1万円もかからないので、大きな穴ではなければ自分で補修できるのです。
しかし綺麗に直らないと無駄な出費が増えることとなりますので、自信がない場合は業者に依頼するのが賢明です。
まとめ
やむを得ず賃貸物件の壁に穴を開けてしまった場合は、後々に高額な補修費用を請求されないためにも、早めに対処し補修を行いましょう。
誰にでも起こりうる「壁・クロスの穴」ですが、まずは賃貸契約書や保険を確認し、迅速に大家さんか不動産に相談してみることをおすすめします。
私たちトラスト・レジデンス神保町本店 株式会社AX8では、さまざまな賃貸物件を取り扱っております。
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