カップルで同棲を始めようとすると、家族や一人で暮らしていた時とは何かと違う事も出てきます。
生活習慣のすり合わせや日常の家事の分担など、様々な物事を改めて二人で決めていく必要がありますが、特にお金に関する事はトラブルの元になりやすく、最初にきちんと決めておいた方が後々揉めることもないですよ。
月々の家賃をはじめ、食費や光熱費、水道、インターネットやスマートフォンなどの通信費やその他の雑費etc...
お互いが支えあう同棲生活の中では、これらの諸費用負担をどう分けるかが非常に重要と言えるでしょう。
そこで、ここではカップルが同棲する際の生活費負担に関するノウハウをご紹介していきます。
家賃の負担は?
二人で暮らす際の諸費用の中で、特に大きなウェイトを占めるのは何と言っても家賃です。
一般的に、家賃は手取りの3割程が目安とされています。
とは言え、カップルが一から同棲をスタートするのなら最初は様々なトラブルがつきものなので、最初に住む物件の家賃は二人の手取りの2~2.5割程度を目安にすると良いでしょう。
家賃を少しでも抑えれば月々の節約や貯蓄ができるのはもちろんですが、それに加えて引っ越しの費用や敷金礼金、管理費なども安く抑えることができます。
地道な節約ではありますが、金銭的な余裕が多ければ多いほど、新たなお引越しや同棲後の結婚にも余裕を持った資金計画を立てることができますよ。
生活費の目安は?
20代のカップル世帯の世帯収入は、約450万円~600万円となっています。
また、やはりどちらかと言えば男性の収入の方が多くなるかと思いますので、生活の中で使うお金の分担は男性の方が多く持つ傾向にあります。
例えば男性の手取りが25万円/月、女性の収入が15万円/月といったカップルの場合、生活費の分担は以下の様な物が考えられます。
・家賃 10万円
・生活費 6万円(光熱費15,000円、食費25,000円、通信費などの雑費20,000円)
家賃は男女比8:2、生活費は5:5で折半
上記の例はあくまで一例ですので、実際に負担額の分担を決める場合には、同棲の際に生活費をシミュレーションできるサイトなどを利用して、あらかじめ分担額の目安を決めておくのもおすすめです。
同棲する時に気をつけたいこと
実際に同棲を始める際には、住むための物件探しが重要となってきますが、中でも以下の点には気をつけたいです。
・物件の間取り
・入居者数に制限は無いか(単身者向けの物件は不可)
・初期費用は充分にあるか(月の家賃だけでなく、敷金・礼金や引っ越し費用など)
カップルで住む物件探しの際には、あくまでも二人で住む事を念頭に置いて探すようにしましょう。
家賃が安くても、あまりにも狭い物件や古い物件などでは、ご自身が良いと思っても、やはりパートナーの了解を得ずに決めてしまうと、トラブルの原因になりかねません。
二人で共同生活を送る以上、お互いに納得のできる間取りを探すようにしてください。
まとめ
カップルが同棲を始める際には、やはりお金に関するトラブルが最も多くなりがちです。
事前に二人での生活をきちんとシュミレーションしておき、お互いに思いやりを持って快適な生活を送ることがお二人の仲を長続きさせる秘訣と言えるのではないでしょうか。
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