賃貸物件をお探しの方の多くが、2階以上を希望します。
特に女性の方に多く、防犯面の懸念が理由のようです。
しかし、1階のお部屋に住むことのメリットはあります。
ここでは、賃貸物件の1階に住むメリットとデメリットをご紹介しますので、入居をご検討している方はぜひご参考になさってください。
賃貸物件で1階に住むとこんなに便利!1階に住むメリットとは?
賃貸物件のなかで敬遠されがちな1階のお部屋ですが、実はメリットが多く住むにはおススメのお部屋が多いのです。
物件数が多い
2階以上のお部屋を希望する方が多いということは、1階のお部屋には空き物件数が多いということになりますね。
そうなると、賃貸物件を探しているときに家賃など他の希望条件が叶う部屋を見つけやすくなります。
2階以上より料金が安くなりやすい
一般的に賃貸物件では階数の高い部屋の人気が高いため、同じ間取りでも階数が上がるほど賃料が高く設定されることが多く見られます。
家賃をおさえたいとお考えの方にも、1階のお部屋はおすすめです。
階段やエレベーターによる不便がなく、行き来が楽である
1階だと階段の上り下りもないですし、エレベーターのストレスやトラブルを気にすることがありません。
騒音トラブルが少なく気兼ねなく暮らすことができる
アパートやマンションでしたら、生活音によるトラブルを気にしながら暮らすことになります。
家具を引きずる音や足音は毎日気になりますが、1階だと階下を気にすることがないので助かりますよね。
2階以上より夏は涼しい
コンクリートの建物では、真夏になると上の部屋と下の部屋の気温差が平均2℃違うともいわれています。
1階の部屋は日陰になりやすく、蓄積熱も少ないことから2階以上よりも涼しく過ごすことができるのです。
その他にも、引っ越しの際に荷物を運び入れるときに楽であるとか、1階の部屋には専用の庭がある物件も見つかるといったメリットもあります。
1階に住むと心配?賃貸物件で1階に住む際のデメリットは?
多くの方が2階以上を希望するということは、1階のメリットを打ち消すくらいのデメリットがあるということです。
ここでは、3つのデメリットをご紹介します。
虫対策が必要
1階は地面に近いことから、虫の発生する確率が高くなります。
虫の侵入を防ぐ防虫対策が必要です。
防犯対策が必要
1階の物件の窓には格子が設置されるなど、防犯対策をしている物件もありますが、どうしても1階ということで容易に侵入できてしまうことが難点です。
しっかり施錠するなど、特に防犯への意識を高める必要があります。
洗濯物対策が必要
洗濯物をベランダに干すと、1階だと道路から丸見えになってしまいます。
特に女性の一人暮らしですと、干し方や干す場所に細心の注意を払うことが必要になります。
その他にも、地面に近いことから湿度が上がりやすくなることや、日影が多いことから冬場には寒さが厳しくなるといったデメリットも考えられます。
まとめ
賃貸物件で1階の部屋を探す方はそう多いとはいえないかもしれませんが、たくさんのメリットがあることも事実です。
希望する条件を安く見つけることができるのであれば、1階のお部屋も選択肢の一つとしておすすめです。
賃貸物件の1階に入居を検討をしている方、ご参考になさってください。
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