賃貸マンションやアパートなどを借りている場合、入居時または退去時に畳交換をする可能性が考えられます。
そこで今回、畳を交換する際の費用はどれくらいかかるのか、また負担するのは誰なのかをあわせてご紹介します。
賃貸物件をお探しの方や退去を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
賃貸物件の畳を交換する際の費用は誰が負担するの?
賃貸借契約書には、日常生活で付いた損傷や汚れなど原状回復する義務が借り主にあると記載されています。
また、民法400条にも定められており、経年劣化ではない限り借り主が修繕費用を負担する必要があります。
そのため、日常生活での畳の扱いには気を付けなければなりません。
たとえばタバコの灰を落とす、飲み物をこぼすなど借り主の原因は退去時に費用がかかります。
管理している会社や大家さんが負担する場合には、畳の購入から6年~8年後の場合が多いため注意しましょう。
賃貸物件の畳を交換する際の費用相場はどれくらい?
賃貸物件の畳交換には、3つの方法があります。
裏返し
表替え
新畳
これらは工法が異なるため、もちろん費用も変わってきます。
裏返しは、1枚あたり4,000円程度が相場になります。
新品と交換する新畳は、1枚あたり1万2,000円以上と言われています。
この値段に古い畳の処分代がかかるので、多く見積もって2万円は見ておきましょう。
表替えの費用相場は、4,500円から5,500円程度です。
それぞれ金額が異なるため依頼する際は複数社に見積もりをお願いし、比較するといいでしょう。
ただし管理している会社や大家さんの所有物のためおこなう際は許可をとる、相談することを忘れないことが大切です。
さらに賃貸物件によっては、決まった業者に依頼するケースもあります。
そのため自分で勝手に動かず、まずは管理している会社や大家さんに相談しましょう。
あまりにもコストがかかる場合は、業者を変えていいかなどの提案するのがおすすめです。
また、年々と和室の職人さんが少なくなっていることから料金が上がっている地域もあります。
事前に地域相場をリサーチするのもいいでしょう。
まとめ
賃貸物件の入居時や退去時における畳交換の費用は、6年から8以上住み続けた場合の経年劣化以外は借り主の負担となります。
そのため常日頃から、掃除をこまめにおこない家具を定期的に動かすなど注意しましょう。
また、畳の交換をおこなう際は自己判断で動くのではなく、大家さんなどに事前に相談し指示を仰いでください。
トラスト・レジデンス神保町本店では、神保町・小川町の賃貸物件を豊富に取り揃えております。
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