賃貸物件にお住まいの方のなかには、「ガスコンロを新しく交換したい」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。
特に料理が好きで頻繁に自炊する方であれば、より使い勝手のよいコンロを求めるのは自然なことです。
今回は、賃貸のガスコンロを交換する方法と、その際の注意点について解説します。
賃貸物件のガスコンロを交換する方法とは?
ガスコンロには、「据え置き型ガスコンロ」と「ビルトイン型ガスコンロ」の2種類があります。
賃貸のガスコンロがコンロ台に乗せて使う据え置き型である場合、自分で交換が可能です。
ガスの種類(都市ガスなのかプロパンガスなのか)とコンロのサイズを確認し、それに合うガスコンロを用意してください。
ガスの元栓を締めた後、元栓からガスホースを抜き、元のコンロを取り外します。
その後、新たなガスコンロのガスホースを、カチッと音がするまで元栓にしっかり接続すれば完了です。
元のガスコンロをどうするかは大家さんへ相談しましょう。
退去時に元に戻すために自分で保管しておく必要がある場合と、大家さんの方で保管または処分してくれる場合があります。
一方、システムキッチンにはめ込むタイプのビルトイン型ガスコンロの場合、有資格者でなければ交換できないため、業者への依頼が必要になります。
まれに、工費節約のために自分でおこなう方がいらっしゃいますが、一歩間違えれば大変なことになりますので、絶対に止めましょう。
賃貸物件のガスコンロを交換する際の注意点
賃貸物件を借りるにあたり「原状回復義務」が生じます。
これは、退去する際は入居時と同様の状態に戻し、部屋を去らなければならないという義務です。
勝手に設備の一部を変更した場合、退去時に高額な費用を請求される恐れがあります。
ガスコンロを交換する際は、コンロの種類にかかわらず事前に大家さん、または管理会社へ相談し、許可を得てからおこなってください。
また、故障によるものであれば、大家さんが費用の負担と業者の手配をしてくれるでしょう。
しかし、自分好みに交換したいというだけであれば、多くの場合、交換費用は自己負担となるため注意が必要です。
自己負担で交換した場合は、退去時にそのコンロをどうするかまで前もって話し合いを進めておくことをおすすめします。
まとめ
ガスコンロのタイプによって、その交換方法は異なります。
ガスには大変な危険が潜んでいることを忘れず、適切な方法で交換しましょう。
また、後にトラブルに発展しないよう、交換に関して事前に大家さんとよく話し合うことが大切です。
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