自転車や車、金庫の鍵など、大切な鍵を失くしてしまい、非常に焦った経験をお持ちの方も少なくないでしょう。
もし、紛失したものが賃貸物件の鍵であった場合、その鍵は大家さんからの預かりものであるため、自分1人の問題ではなくなります。
今回は、そのような非常事態に備えて、賃貸の鍵を紛失した際の対処法と、知っておくべきポイントについて解説します。
賃貸の鍵を紛失してしまったときの対処法
鍵の紛失に気づいた直後は、パニック状態に陥り冷静な判断が難しくなるものです。
しかし、そんな時こそ一息ついて、下記のような対処をおこなってください。
その日の行動を振り返る
●鍵を最後に見たのはいつなのか
●どこにしまったのか
●鍵をしまってから立ち寄った場所
上記の項目をなるべく詳しく思い出し、「あの時あそこで…」という心当たりがあれば、その場所へ連絡してみましょう。
また、鞄の底や手帳などに隠れているケースも少なくありません。
まずは一旦落ち着いて、その日1日の行動を振り返ってみることが大切です。
警察へ遺失届を出す
どうしても鍵が見つからない場合、次におこなうのは、警察への遺失届の提出です。
紛失した鍵がすでに警察へ届けられている場合や、今後誰かが拾って届けてくれる可能性があります。
また、紛失した鍵を犯罪に使われてしまっては大変です。
遺失届は交番でも受け付けていますので、なるべくその日のうちに提出しましょう。
大家さんや管理会社へ連絡する
鍵を紛失した状態で自宅に入るには、大家さん、または管理会社への連絡が必要です。
24時間受付の管理会社であれば、自宅まで鍵を届けにきてくれるはずです。
受付時間を過ぎてしまっていたり、大家さんとなかなか連絡が取れなかったりする場合は、24時間営業の鍵業者に連絡し解錠してもらうとよいでしょう。
ただし、自宅に合鍵を持っていたとしても、鍵を紛失してしまった旨は大家さんや管理会社に、後日伝えなければなりません。
賃貸の鍵を紛失してしまったときに知っておくべきポイント
鍵を紛失してしまったら、防犯上、鍵の交換が必要です。
その際、知っておくべきポイントは2つです。
オートロックは費用が高くなりやすい
すべての部屋の鍵の交換が必要な場合もあるオートロックは、他のタイプの鍵と比べ、交換費用が高くなりがちです。
対応方法を、管理会社とよく相談しましょう。
火災保険が適用されるかもしれない
契約時に加入した火災保険に、鍵の交換費用が付いている場合、保険金がおりる可能性があります。
今一度、賃貸契約書をよく確認しましょう。
まとめ
どんなに気をつけているつもりでも、人間誰しもうっかりミスは起こすものです。
大家さんや管理会社の連絡先は携帯に登録しておくなど、事前にできる限りの対策をとり、いざという時に冷静な対応ができるよう備えましょう。
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