家のなかでも特にカビが生えやすいのが、水気の多い風呂場であり、少し気を抜いただけで大量発生していることも珍しくありません。
汚いだけでなく衛生面でも問題があり、健康を害する原因にもなります。
この記事では、賃貸物件にお住まいの方に向け、風呂場に発生するカビへの対処法のほか、予防法もあわせてご紹介しましょう。
賃貸物件のお風呂にカビが発生!知っておきたい対処法とは
赤カビと呼ばれるヌルヌルしたものは発生頻度が高いものの、深く根を張るわけではないため、落とすのも簡単です。
軽く濡らしたあとスポンジやブラシでこするだけでも簡単に落とせるため、発見したら即座に掃除するとよいでしょう。
風呂場の壁や天井、パッキンなどに発生する黒カビが厄介で、深く根を張るためにこするだけではなかなか落ちません。
市販されている専用の洗浄剤が有効ですから、黒カビを発見する前に早めに準備しておきましょう。
スプレータイプの商品が多く、15センチほど離れた場所から洗浄剤を吹き付け、数分経ってから洗い流すのが一般的な使い方です。
カビがひどい場合は噴射より数十分置いてから洗い流すと効果が高まるため、程度に応じて使い方を工夫してみてください。
なお、黒カビに効果的な洗剤は危険な劇薬が多く、他の洗剤と混ぜて用いてはならない、使用中は換気が必須であるなど、注意しなければなりません。
商品の説明書きには必ず目を通し、ゴム手袋・マスク・ゴーグルなども必要に応じて使いつつ、取り扱い方法を厳守してください。
賃貸物件のお風呂でも実行できるカビの予防法とは
湿気や水気が多いとカビが発生しやすいため、最低限の予防法として、入浴後には備え付けの換気扇を回して風呂場を乾燥させてください。
換気扇を回す時間は、しっかりと浴室内が乾燥するまで、と心得ておきましょう。
特に窓がない浴室は、空気がこもりやすく、すぐにカビが発生します。
浴室乾燥機が備わっているなら乾燥機能を使用し、全体を素早く乾燥させるのも有効です。
冬場などなかなか乾かない季節には、入浴後に雑巾などで水気を軽く拭きとると効果的です。
頻繁にカビが生えていないかチェックし、軽度なうちに対処するのが一番です。
浴槽・壁・床などにこびりつく石鹸カスや垢はカビの餌であり、放置すると大量発生につながりかねないため、入浴後にはしっかり洗い流しましょう。
シャワーだけで流れないものはスポンジで軽くこすり、しっかり落とすことがおすすめです。
まとめ
その水気や湿気の多さから、風呂場でのカビの大量発生は普通に生活しているだけでもよくあります。
毎日気持ちよく入浴できるよう、そして退去時におこなう原状回復で困らないよう、ここで紹介した対処法や予防法はぜひ活用してみてください。
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