生活費を節約するには、まずは電気・水道・ガスといった光熱費から見直してみるとよいでしょう。
とくにお風呂にかかる費用ですが、お風呂は毎日のことなのでちょっとした習慣で節約できます。
今回は賃貸物件のお住いを検討されている方に向けて、お風呂にかかる費用の節約方法をご紹介します。
賃貸物件でお風呂にかかる費用を節約したい!一般的な費用の相場は?
賃貸物件でお風呂に入るだけでさまざまな費用が発生します。
まずは当然水道代、そしてお湯を沸かすためのガス代、オール電化物件なら電気代がかかります。
つまりお風呂でお湯を使いすぎると、水道だけでなくガスまたは電気代も高くなってしまうのですね。
毎日浴槽にお湯をためて湯船に浸かる方、シャワーですます方、朝晩2回お風呂に入る方など生活パターンによってかかる費用は変わってきます。
まず水道料金ですが湯船に200リットル貯めるとして一回約42円、10分間シャワーを浴びるとすると約21円です。
上記の水道料金は東京23区を基準としています。
つまり湯船に200リットルお湯を貯める場合、10分間シャワーを浴びたとしてもシャワーのほうが料金は半分ですみます。
また、同じ条件でガス、電気の場合を比較すると湯船に浸かるとガスは約94円、電気は約37円、シャワーの場合ガスは47円、電気は約18円です。
なお上記の電気料金は、消費電力の少ないエコキュートを想定しています。
電気・ガス代も使用する水量に比例していますね。
また電気・ガス代は契約している電力会社、ガス会社や料金プランによっても異なります。
さらにエコキュートや電気温水器など、使用する機器によっても大きく変わってきます。
賃貸物件を選ぶ際は、お風呂はオール電化なのかエコキュートなのかなどをチェックしておくとよいですね。
賃貸物件でお風呂にかかる費用を節約したい!水道料金を節約する方法
次にお風呂にかかる費用を節約する方法をご紹介します。
水道料金は当然使用する水の量によってどんどん高くなります。
また先にご紹介したように、お湯を沸かすためのガスまたは電気も使用する水量に比例しています。
そのためまずは単純に使用する水量を減らすことが、お風呂にかかる費用の節約につながります。
しかし、たとえシャワーのみで生活しても、使用時間が長ければかえって水道料金は高くなります。
一般的にシャワーでは1分間に12リットルを使用するので、17分以上使用するのであれば浴槽にお湯をためたほうが経済的です。
またお風呂を沸かしてからすぐ入らないと、お湯が冷めてしまい追い焚きが必要になります。
そうなると電気・ガス代が高くなってしまうのでお風呂はためたらすぐ入るのがよいでしょう。
まとめ
今回は賃貸物件のお住いを検討されている方に向けて、お風呂でかかる費用の節約方法をご紹介しました。
毎日入るお風呂、紹介したようなちょっとした心がけでかかる費用を節約できます。
湯船に浸かるのが習慣である方は、エコキュートなどの電気・ガス代を節約しやすい設備のある賃貸物件を選ぶのもおすすめです。