ここ数年、家電製品の性能がさらに進化してきました。
そればかりか、インターネットとの融合が加速し、複数の家電をネットワークでつないで音声で操作する(IoT)など、画期的な新機能が続々と導入されつつあります。
IoTを駆使することで、はたして、今後どのような暮らしが実現できるのでしょうか。
この記事では、IoT住宅で注目されるスマートライフの意味や、内閣府が現在提唱しているSociety 5.0の概要についてご紹介します。
IoT住宅で注目されるSociety 5.0とは?概要と必要性についてご紹介
IoTのさらなる進化形として、内閣府では現在「Society 5.0」を提唱しています。
「Society 5.0」とは、どのような概念なのでしょうか。
具体例とともに見ていきましょう。
< Society 5.0とは?>
Society 5.0とは内閣府が現在提唱している未来型社会の概念で、狩猟社会、農耕社会、情報社会につづく第5世代の社会システムという意味で使われています。
Society 5.0はIoT技術や住宅の進歩を前提としたプラットフォームであり、すでに介護や医療、農業など幅広い分野で取り入れられています。
たとえば、タブレット端末とメインサーバーを連動させれば、医師が近くにいない遠隔地であっても診察室と同じように診断を下せます。
つまり、診療の情報をタブレット端末から逐一送信することができるため、診察の迅速化をはかることができて便利になるのです。
Society 5.0とは単なる概念ではなく、仮想空間と現実空間をダイレクトに結びつけることによって、暮らしをより進化させるシステムなのです。
IoT住宅におけるSociety 5.0とスマートライフの連携とは
IoTの進歩のキーポイントを握るのがスマートライフです。
スマートライフの具体例と今後の可能性について詳しく見ていきましょう。
<スマートライフで変わるIoT住宅とは>
スマートライフとは、現実空間と仮想空間の融合であり、それを根本から支える技術としてIoT住宅があります。
IoT住宅は、すでに不動産業界のひとつのトレンドとなっており、スマートフォンと一部の家電製品を連動させることで暮らしをさらに豊かに進化させる、というねらいがあります。
また、IoT住宅では、セキュリティも万全です。
たとえば、給湯器などに防犯カメラを仕込んでおき、その映像をセキュリティサービスのサーバーにダイレクトに送信することによって、危険をリアルタイムで知らせることができます。
あるいは、エアコンをIoT住宅に対応させれば、スマホのアプリから電源の操作や温度調整が可能になり、寒い季節でも外出先から暖房を入れて部屋を暖める、という使い方も可能になります。
まとめ
第5世代の社会システムとして注目されているSociety 5.0。
IoT住宅はすでに実用化段階に入っており、スマホやタブレットなどの端末から家電製品を操作できるなど、暮らしの幅がさらに広がっています。
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