最近はペット可の賃貸物件も増えてきて、1人暮らしでも何か飼おうと考えていらっしゃる方も多いでしょう。
ペットといえばやはり犬、猫が多いのですが、例えばハリネズミはいかがでしょうか。
実は、1人暮らしでも結構飼いやすい動物なのです。
賃貸物件1人暮らしでもハリネズミが飼いやすい理由
コロンとしたフォルムにくりっとした目、ちょこちょこと歩く動作がとってもかわいらしいハリネズミ。
威嚇するときに針を逆立てる姿が有名ですが、賃貸物件の1人暮らしでも飼いやすいペットだということをご存知でしょうか。
理由の1つ目は、夜行性だということです。
1人暮らしだと日中、仕事や学業で部屋を空ける時間がありますが、ハリネズミは寝ているので問題ありません。
ご飯をあげたり、ケージ内を清掃したりと世話をするのも夜で大丈夫です。
さらに、起きている夜の時間にも、特にケージの外に出す必要がありません。
散歩や室内歩きが必要な他の動物と異なり、ケージ内に回し車などの運動スペースを設置すれば問題なし。
夜行性だからと、夜に相手をする必要はなく、動きを眺めて楽しむ動物です。
理由の2つ目は、鳴かないこと。
ペット可とある賃貸物件でも、他人と部屋を接する暮らしですから、音のトラブルは避けたいものです。
訓練したとしても、自分が留守にしている間のことはなかなか把握できず、ペットが寂しく感じて吠えていた、なんてこともあります。
ところがハリネズミは鳴かないため、トラブルも起こりようがないのです。
理由の3つ目は、トイレの世話が楽ということです。
ハリネズミはきれい好きで知られており、自分の寝床周辺では排泄をしないそう。
トイレのしつけはできる、できないの個体差はありますが、できる場合はケージ内の一角にしてもらうことも可能です。
砂をおくと、後ろ足で砂をかけて処理してくれますよ。
また、排泄物は臭いが少ないこともおすすめの理由の1つです。
1人暮らしのコンパクトな賃貸の部屋でも、ほぼ気になることはありませんし、どうしても気になる場合は空気清浄機を1台置けば問題ない程度です。
1人暮らしの賃貸物件でハリネズミを飼う際の注意点
では、1人暮らしの賃貸物件でハリネズミを飼う際にはどんな注意点があるのでしょうか。
1つ目の注意点は、ある程度の出費は必要だということです。
購入時にハリネズミと、ケージや床材を整えるのに最低でも3～4万程度はかかりますし、毎月のエサ、床材、病院代なども1万円程度はかかるでしょう。
アフリカの動物ですから、室温は大体25度前後を好みます。
冷暖房はもちろん、冬季にはヒーターを準備したいものです。
また、ハリネズミを診てくれる動物病院が近くにあるかも、事前に調べておきましょう。
そして、臆病な動物であるため、ハリネズミはなつかないというのも注意点のひとつ。
少しでもなでようとすると針を逆立てるほど臆病な動物ですから、手のりさせようとするのも彼らにとってはストレス。
ペットと過ごすならスキンシップを取りたい、という方には向かないというのも注意点です。
かわいらしい動きや動作を眺めて癒される、という方にこそおすすめしたい1人暮らしの賃貸生活でも飼えるペットなのです。
まとめ
1人暮らしの賃貸物件でも飼うことができる、ハリネズミ。
注意点に気をつけつつ、ぜひ癒しの生活を送ってみてはいかがでしょうか。
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