最近では、エアコンが備えつけられている賃貸物件は増えています。
その多くは中古のエアコンですから、内部には汚れや臭いが蓄積されているかもしれません。
掃除を怠ったままだと冷房効率が下がるばかりか、故障の原因にもなるため定期的にメンテナンスする必要があります。
そこで賃貸物件において、エアコンを掃除する方法や費用負担について解説します。
賃貸のエアコン掃除は誰が費用を負担する?
基本的にエアコン掃除にかかる費用は、入居者が負担することになります。
ただし、入居直後など初めてエアコンを使用するときであれば、オーナーがクリーニング費用負担してくれるケースがあります。
入居直後の臭いや異常は、エアコン自体が古かったり、前の入居者による汚れが付着したままである可能性が高いためです。
したがって賃貸物件に入居したら、まずはエアコンが正常に稼働するか確認しておきましょう。
前面パネルは簡単に取り外せますから、黒カビや簡単に落とせない汚れが付着していないかもチェックすべきポイントです。
・残置物は対応してもらえない
たとえ、入居直後でもそのエアコンが付帯設備でなく、前入居者の残置物である場合は、自己負担で対応することになる可能性が高いでしょう。
備え付けのエアコンが残置物か否かは、賃貸契約書で確認してください。
不動産ポータルサイトではエアコン付きとなっていたとしても、契約書の内容が優先されます。
自分でエアコン掃除をして良い場合とダメな場合
・自分でエアコン掃除して良い場合
エアコンのフィルターや吹き出し口、前面パネルなどの掃除は自分でできる箇所です。
こちらは月1〜2回は掃除をするように心がけましょう。
・自分でエアコン掃除してはダメな場合
フィルター以外の分解が必要な内部については、自分で掃除をすると故障リスクが高まりますので業者にクリーニングを依頼しましょう。
内部を掃除できる市販の洗浄スプレーもありますが、使い方を誤るとかえってカビの増殖を促してしまいます。
この内部の洗浄は使用状況にもよりますが、最低でも2〜3年おきにするのがおすすめです。
エアコンは部屋の空気を吸い込むので、部屋の中の臭いも一緒にも吸い込みます。
空気を冷やすアルミフィンや内部のファンにも臭いは付着するので、このような場合は、専門業者に依頼するようにしましょう。
ちなみに、エアコンクリーニングは分解を伴いますから、周辺の壁紙の汚損やエアコン自体を破損するリスクがあります。
したがって、自己負担でクリーニングを依頼するときも、事前に管理会社やオーナーの指示を仰いでください。
自身で取り付けたエアコンのクリーニングでも同様です。
まとめ
こまめにエアコンを掃除しておけば、臭いや汚れを防ぎ、電気代の節約になり退去時にも追加でクリーニング代を請求されずに済みます。
したがって自分でできるところはこまめに掃除をし、定期的にクリーニング業者へ依頼するのがおすすめです。
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