子どものいる家庭では、何かと音が気になるものですよね。
しかし、防音性の高い賃貸物件を探すにはコツが必要です。
そこで今回は、防音性の高い物件の見つけ方、また、住んでからの防音対策も合わせてご紹介したいと思います。
賃貸で防音性のあるファミリー向け物件を見つけるには?
まず建物構造と壁の厚さ、賃貸専用か分譲賃貸かどうかを確認します。
一般的に遮音性の高い構造はRC(鉄筋コンクリート造)またはSRC(鉄骨鉄筋コンクリート造)で、壁は200mm以上が望ましいとされています。
さらに、防音二重窓やLL45等級以下の防音床を使用しているマンションであれば、高い防音性を期待できます。
このような防音性に優れた設備のある物件の多くは、住民が長く住むことを想定して建てられた分譲賃貸物件となります。
住居を決める前に、マンションの仕様の詳細を不動産会社に十分に確認しておくと安心です。
防音性の高い物件の探し方の裏技をご紹介
さて、ここからは裏技的な物件探しの方法を2つご紹介します。
1つは、高速道路の傍に建つ分譲マンションを検討する方法です。
高速道路といえば、まさに騒音の源のように思われるでしょうが、逆の視点で考えてみてください。
四六時中騒音にさらされるような場所に立地する分譲マンションであれば、高い確率で高度な防音設備で対策されているはずです。
もちろんある程度のグレードの建物であることが前提なので、こちらも事前に不動産会社に確認しておくと安心です。
もう1つは、音大が近くにあるエリアの物件を検討する方法です。
音大生や音楽講師は自分の専門の楽器を自宅で演奏する必要があるので、防音設備のある物件に住むことがほとんどです。
ファミリー向け物件は少ないかもしれませんが、もしかしたら穴場物件が見つかるかもしれません。
ファミリー向けマンションで工夫したい防音対策5選
集合住宅に住んでいる限り、ある程度の生活音はお互いさまだとは言われますが、やはり隣からの騒音は嫌なものです。
同時に、個々の配慮と工夫で、できる限り音漏れを防ぎながら自分たちも騒音を出さないように配慮しなければなりません。
では、自分で簡単にできる防音対策を5つご紹介します。
●床に厚手の防音マットを敷く
●遮音カーテンを取り付ける
●隣接する壁に背の高い本棚や家具で覆う
●コンポやテレビを壁側に置かない
●洗濯機の下に防音ゴムを敷く
特に子どものいる家庭では、泣き声や走り回ったりといった騒音トラブルが多く発生するため、防音マットの使用や家具の配置の工夫によって音漏れを防ぐ必要があります。
尚、あらかじめ隣接住戸に住む方にご挨拶をしておくと大きなトラブルに発展するのを防げる場合が多いです。
まとめ
防音性の高い賃貸物件の探し方と、簡単にできる自宅での防音対策についてご紹介しましたがいかがでしたか?
ファミリー向けの賃貸物件の場合は小さな子どものいる家庭も多いため、騒音問題が起こりがちです。
音に敏感な方や静かに過ごしたい方、また自分たちが立てる音が騒音となってしまうのが気になるという方は、防音対策がしっかりとなされている物件を選ぶことをおすすめします。
また、騒音が気になる方も、騒音を立てることを気にされる方も、双方が快適に暮らすためにはぜひ本記事でご紹介した防音対策を試してみていただきたいと思います。
私たちトラスト・レジデンス神保町本店 株式会社AX8では、新宿区の賃貸物件を多数ご紹介しております。
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