賃貸情報において、帖(畳)や㎡(平米)といった広さを表す単位を、間取りとともによくみかけます。
目にも耳にもなじみのある言葉ですが、実際の広さをご存知でしょうか?
部屋をお探しのあなたに、確保すべき住まいの面積など、広さについてご紹介していきます。
賃貸住宅の寸法を知ろう!1帖は何㎡?
賃貸住宅の寸法を知る基本として、1帖は1.55㎡、1㎡は0.64帖と覚えておきましょう。
建築における寸法単位には、平米が使われることが多いですが、間取りに畳数を書き込んである場合もありまちまちです。
感覚的には、畳で考える方が部屋の広さを認識しやすいのではないでしょうか?
1平米が0.64帖の畳への換算値を使って、「㎡(平米) × 0.64」で計算してみましょう。
さっと知りたい方は0.6を掛けてくださいね。
必要な賃貸住宅の広さは何帖?何㎡?:一人暮らし編
一人暮らし世帯における必要な賃貸住宅の広さは、畳16枚分、25平米の面積です。
この値は健康で文化的な最低限度の生活を基準とした数値なので、一人で住まうにあたっての最小面積の目安を表します。
反対に、充実した生活に必要な数値は畳26枚分、40平米です。
ライフスタイルによって価値観は違いますので、25~40平米ぐらいの部屋面積が、一人暮らしには目安と覚えておきましょう。
必要な賃貸住宅の広さは何帖?何㎡?:カップル編
カップル世帯における必要な賃貸住宅の広さは、畳20枚分、30平米といわれています。
30平米を下限値として、生活水準を上げたいなら畳36枚分の55平米を目安にしましょう。
これらの値は、国土交通省による「住生活基本計画における居住面積水準」を参考にしています。
最低値は「最低居住面積水準」、豊かに暮らせる値は「誘導居住面積水準」というので参考にしてくださいね。
必要な賃貸住宅の広さは何帖?何㎡?:ファミリー編
ファミリー世帯における必要な賃貸住宅の広さは、世帯人数によって変化していきます。
以下の換算式を使って計算してみましょう。
最低居住面積水準:10平米 × 世帯人数 + 10平米
誘導居住面積水準:20平米 × 世帯人数 + 15平米
4人暮らしなら50~95平米が必要な広さで、畳枚数で換算すると約32~61枚です。
まとめ
賃貸住宅の広さ、帖と㎡についての感覚はつかめたでしょうか?
住まう人数はもちろんですが、想い描く生活でも必要な居住面積や間取りが変わってきます。
快適な部屋の広さは自分にとってはどれくらいなのか、ぜひ参考にしてくださいね。
トラスト・レジデンス神保町本店では、賃貸物件を多数ご紹介しています。
人気の新築・築浅賃貸物件や女性の一人暮らしに安心な、ハイセキュリティー賃貸物件もご紹介していますので、お気軽にお問い合わせください。