都心3区の一つに数えられ、多くのオフィス街や高級住宅街を有する千代田区。
また、東京の陸の玄関口とも言える東京駅もあり、その周辺は常に多くの人で賑わっています。
そんな千代田区は、子育ての面で見ても住みやすい街なのです。
今回は、千代田区の魅力をご紹介しましょう。
千代田区は子育てファミリーにやさしい街
千代田区の子育て支援内容を見てみると、妊娠中から出産後、そしてお子さんの成長に合わせた手厚い支援が行われていることが分かります。
以下にその一例をご紹介します。
・妊婦健康診査費用の助成
妊婦健康診査14回分・超音波検査2回分・子宮頸がん検診1回分
・産後ケア事業の費用助成
産後、体調不良や育児に不安がある方が、千代田区が契約している病院や助産院に母子でショートステイした際の利用料の一部を助成
・病児・病後児保育のベビーシッター利用料補助
病気で保育園や学校を休んだお子さんのお世話をするベビーシッターを依頼した際、派遣費用の一部を助成
・医療費助成
0歳～18歳のお子さんの医療費を助成
上記の一例のうち、特に注目したいのは医療費助成の部分です。
千代田区では、お子さんが病院で治療を受けた時の医療費を助成していますが、その対象年齢がなんと18歳までとなっているのです。
他の自治体では、ほとんどが助成対象の上限を15歳までとしているのに対し、千代田区はさらに3年も長く助成してくれるとのこと。
他にも、区立中学校の学区制度を設けずお子さんが行きたい学校を自由に選べる制度を導入していたり、昨年度の待機児童数が0人だったりと、子育てファミリーに嬉しいポイントが多い街と言えるでしょう。
千代田区で子育て 気になる治安は？犯罪率は？
子育てファミリーが暮らすうえで、子育て支援情報と同じくらい気になることと言えば、治安情報ではないでしょうか。
千代田区には、皇居・国会議事堂・首相官邸・内閣府など、国の重要機関が多数集積しています。
また、各省庁も置かれていますが、その中には警視庁と警察庁もありますよ。
そして千代田区は、高級住宅街も点在しているため、厳重なセキュリティ体制が整っている場所が多いという特徴があります。
実際に、千代田区の犯罪率は23区の中でも発生率が低く、区内の各警察署が公表している過去5年間の犯罪発生件数も、徐々に減少しているそう。
他にも、区民が自主的に防犯パトロールを行ったり、各警察署と区内の事業者が協定を結んで防犯対策を行ったりと、さらなる犯罪率減少に努めています。
街全体のセキュリティレベルが高い千代田区は、治安面でも安心して子育てすることができるのではないでしょうか。
千代田区に子育てファミリーが住むならどこがいい？
全体的に治安が良い千代田区ですが、この街にファミリーで住む場合はどのエリアが良いのでしょうか。
千代田区は、皇居の東側に丸の内や大手町などのオフィス街が、南側には国会議事堂や各省庁などの機関が集積しているため、住むなら皇居の西側か北側が良いでしょう。
なお、西側は麹町や番町(一番町～六番町)などの高級住宅街が多く、北側は神田や秋葉原など下町風情が残る街という特徴がありますよ。
ご家族のライフスタイルに合うエリアを見つけて下さいね。
まとめ
行政の支援が手厚く、犯罪率も低い千代田区は、子育てファミリーにとって住みやすい環境が整っている街と言えるでしょう。
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