家で過ごす時間の増加によりDIYブームがますます熱くなってきている昨今、賃貸物件でもDIYを楽しみたいという人も増えています。
賃貸でもできるDIY特集などもよく見かけますが、実際どの程度までしてもいいのかわからないですよね。
そんな悩みを解消してくれる「賃貸DIYガイドライン」というものがあるのをご存知でしょうか?
今回はこちらの「賃貸DIYガイドライン」について、たっぷりとご紹介したいと思います!
そもそも「賃貸DIYガイドライン」とは何?
「賃貸DIYガイドライン」とは、賃貸住宅のDIYに際して、建築基準法と消防法における安全にかかわる法の規定を住人、大家さん、管理会社などの皆が把握できるように、「一般社団法人HEAD研究会」によって独自にまとめられたものです。
同研究会が「賃貸DIYガイドライン」の利用で安全で安心なDIYによる生活の豊かさにつながることを期待して、2019年5月20日に公式サイトにて一般公開されています。
具体的には、同ガイドラインを利用する際の前提事項、賃貸DIYのニーズ現況、賃貸DIY時に安全を確認するためのフローチャート、内容制限の説明、同ガイドラインを踏まえたDIY実例、オーナー向けの提案などが盛り込まれています。
ちなみに「一般社団法人HEAD研究会」とは、建築に関わる多様な専門家と次代を担う若者が結集し、新たな文化の創造やQOLの向上を目的として、豊かな空間や環境の形成を研究・提案する団体です。
「賃貸DIYガイドライン」に記載されている「内装制限」とは
「賃貸DIYガイドライン」の中で「内装制限」について解説されていますが、DIYをしたい住人にとってこの「内装制限」はとても大事です。
「内装制限」とは?
「内装制限」とは、住宅の内装材に関して、万が一火災が発生した場合に避難を妨げるような状況にならないよう燃えにくい材料を使用したり、有害なガスを発生しない材料を使用したりするといった決まりのことです。
「内装制限」は建築基準法や消防法、都道府県の火災予防条例で規定されており、物件の構造や部屋の場所などによっても異なるので、賃貸住宅でDIYをする場合には自分の部屋の「内装制限」を把握しておく必要があります。
「内装制限」の調べ方とは?
自分の部屋の「内装制限」について調べる際に活用したいのが、「賃貸DIYガイドライン」です。
こちらに記載されているフローチャートに沿って確認していくことで、自分の部屋の「内装制限」を知ることが可能です。
確認した結果「内装制限あり」となっても、「賃貸DIYガイドライン」には内装制限がある場合のDIYの実例も掲載されているのでとても便利です。
まとめ
自分好みにできるDIYはとても楽しく、人気・需要ともに高いので、DIYグッズや材料などもどんどん充実してきていますね。
しかし知らずに危険な材料を使用していると、万が一の場合自分だけでなくほかの住人にも多大な迷惑をかけてしまいます。
そうならないためにも、「賃貸DIYガイドライン」を活用して安心安全にDIYを楽しみましょう。
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